初打席デッドボール　

リードで迎えた　最終回　ツーアウト　ランナー無し

まだ気は許せませんが

もし　ここで　凡打が出た場合

巽ほがらか　久しぶりの県大会優勝　

その瞬間が訪れるのでございます

望遠レンズ装着の　パパラッチまっくんのカメラが

その瞬間に備え

今か今かと完全準備OKで待ち構えておりました

そ・し・て・そ・の・か・ん・き・の・しゅ・ん・か・ん・が・

お・と・ず・れ・た・の・で・ご・ざ・い・ま・し・た・

レフトライン際へのフライ

俊足　ゆうきが　　捕球体勢へ

来たぁ～

この瞬間の為に

カメラを買ったと言っても過言ではない　



とくと

ご覧あれ　　

題名　『ウイニングキャッチ優勝の瞬間』



まさかの　審判とかぶり


かわいそうやろ　まっくん　　　　　笑えよ　　　笑え～
  

ありがたいことに

２年連続　最後の和歌山県大会　決勝戦まで駒を進めた　我が巽ほがらか

去年はあと一歩のところで涙をのみました

　



頑張って　頑張って　頑張って　頑張って　泣きながら頑張って　頑張って

それでも県大会の冠を獲る事ができず

悔し涙を流した先輩達

その頑張りと　あの悔し涙を目の当たりにした　後輩達

その後輩達が　今　先輩達の意思を引き継いで

去年と同じ舞台まで登りつめ

そして





去年と違う色の涙を流せたのです

熱心に本当に熱心に指導して頂いた監督さん　そしてOBスタッフのみなさん

後輩に高い目標を持たせてくれた去年の７人の先輩

みんなに　感謝です


印南黒潮少年野球クラブの皆様

どっちに転んでもおかしくない　最高のゲームありがとうございました

勝ちを決める戦い　と書いて　けっしょうせん　と読みますが

ここまできたら　両チーム　勝者です

最後の最後に感動的な息詰まる戦いをしてくれた両チーム選手全員に

大きな拍手を送ります




次回予告

『ウイニングキャッチ瞬間』






  

さすが印南黒潮強力打線

初回　立ち上がり　太一を攻め上げ



先制タイムリーで　清き１票　を先制

この時点で　印南中嶋監督は

ベンチに隠し持って来ていた　このダルマへ



はやばやと目を書き込む準備をしはじめたのでございます　　０－１

ちょっとまったぁ～

ここで巽ほがらか　黙っておりません

すぐその裏の攻撃で　３点を奪い逆転に成功　３－１

さらに　ダメ押し点も獲得　４－１

が、しかし

さすが印南黒潮中嶋陣営

怒涛の反撃

あっという間の同点劇　　



とうとう片目に墨が入ったのでございます　監督は思ったハズです　流れからして当選確実と・・・



（個人的な表現の自由をお許しください）


まじめにいきます


次回予告

『涙』






  

２０１３年　和歌山県大会　最後の試合

決勝戦

巽ほがらか少年野球クラブ　VS　印南黒潮少年野球クラブ

『夢は近づくと目標に変わる』　

今は目標となったものの　もともとは夢の様な舞台へ立ち

試合前に　今まで必死でサポートしてくれたお父さんお母さんに　挨拶



親孝行な息子達　　うるうるきまくる光景



そして　勝ちを決める戦いへ

大声を出しながら　ベンチを勢いよく巣立って行ったのでございます