初打席デッドボール　

さて

あっという間の最終話です

前回までのあらすじ

自称和歌山最弱チームが和歌山最強チーム相手に

まさに土俵際まで追い込んで

この回抑えれば大金星



泣きそうでした　　僕が



練習試合で相手の攻撃が終わらず、試合途中で

『すいませんがもうこれくらいで勘弁してください』

と白旗をあげて試合を終了した事のある我がチームが

Cチームでは最後の大会の今日

そして

最強チーム相手に・・・

まさかの展開



何回か練習のお手伝いをさせてもらって

怒られて泣いている生徒を

何人も見てきました

練習試合を断っての日曜日の朝から夜までの基礎練習

しんどかったでしょう


今日

確実に成長したコイツらは

ゆるい僕の涙腺に

ドロップキックを食らわしやがったのです


そら　　泣くやろ


父兄応援団から離れた所で

こっそり涙をふいて

なにくわぬ顔で応援席に戻った僕


結局

最終回に3点を取られ

逆転サヨナラ負け


3対４

勝ちに限りなく近い
立派な負け方でした

最後まで崩れることなく投げきった　エースあかまっちゃん

全打点を叩き出した　主砲のありっちょ

ほぼノーエラーの守備陣

そして

ベンチで大声を出し続けた10人目のレギュラーのみんな


父兄に

間違いなく今年1番の感動を与えてくれました



悔しさで泣き出した子供たちを泣きながら褒めちぎった監督さん　↑

どんな映画のラストシーンより感動的でした

その光景を写真に撮ってすぐ

また

誰もいない場所まで一人で歩いた僕でした